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2024年8月26日
赤身肉は鉄分豊富!
【鉄分の役割】
鉄分は、赤血球の材料になり、全身に酸素を運ぶ役割を担うミネラルで、不足すると鉄欠乏性貧血になります。日本人に不足しがちな栄養素の1つです。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすくなったり、動悸やめまい、頭痛などの症状が現れます。成長期や妊娠、授乳期は鉄分を多く必要とします。女性は月経によって毎月多くの血液を失うため、より多くの鉄分の摂取が必要になります。
【ヘム鉄と非ヘム鉄】
鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があり、ヘム鉄は、肉類、レバー、青魚に多く含まれ、非ヘム鉄は、緑黄色野菜や卵、海藻類に多く含まれます。ヘム鉄と非ヘム鉄は何が違うかというと、吸収率に差があり、非ヘム鉄に比べるとヘム鉄の方が体内に吸収されやすくなっています。ビタミンCは鉄分の吸収を助ける働きがあるので、日々の生活に野菜や果物などを取り入れることも忘れずに。
【鉄分を多く含む食品】
≪ヘム鉄≫あさり(水煮缶) 30㎎ 豚レバー 13.4㎎ 鶏レバー 9㎎ 牛レバー 4㎎ 馬肉(生) 4.3㎎ 牛ランプ 2.9㎎ 牛モモ 2.8㎎ 牛カタ 2.7㎎
≪非ヘム鉄≫:がんもどき 3.6㎎ ピュアココア 14㎎ 納豆 3.3㎎ 厚揚げ 2.6㎎ 小松菜 2.8㎎
日本食品標準成分表2020年版(改訂)参照